大型マンション点検

赤外線ドローンによる点検

飛行計画作成から始まり、現場周辺の見取り図作成や各種飛行申請に加えて、道路使用許可や市などの申請許可、周辺住民や企業からの許可取り、チームミーティング、事前訓練など1ヶ月かけて準備をしました。

色々と断られる事もありましたが、粘り強く交渉し、安全リスクを説明して回りました。弊社の強みはここまでの準備を完了させる事です。

本当に大事なのは飛行の技術ではなく、このような準備も怠る事なく、そしてそれらをメンバーと共有する事だと思います。事故の起きる確率はどうやっても0%にはなりません。ただ、100%を1%までに下げる事は可能です。一つ一つ掘り下げて考え、確実に問題の芽を刈り取っていきます。そして「訓練⇒エラー報告⇒改善」の繰り返しが必須と考えております。

 

マンション点検実例

2024.9月撮影(秋田市マンション)

望遠機能で離れた位置からも安全に点検が可能

サーモグラフィにより建物内部で発生している目視では発見しにくい『浮き』を確認。

上記のように一部部分が赤くなっているような箇所は浮きが疑われる。浮きの症状が進行するとタイルの落下などの事故に繋がる